2017年8月29日火曜日

ST10000NM0016を買った

SeagateのEnterpriseラインの10 TBであるST10000NM0016をセールで489 CADだったので買いました('ω')✌ ちなみにセール終了後は499 CADになりました。いずれも外税で、税金はお店が州外だったので5%のGST(物品税)のみで、8%のPST(州税)はかかりません。州内のお店で買うと13%の税金を取られるので、差が結構大きいんですよね。



ST10000NM0016については当初の予約開始記事販売開始記事、それにAKIBA PC Hotline!ArkTechNewsに大まかな製品情報が記載されています。メーカーのページはここです。2017年8月28日現在だと12 TBが最大容量としてラインナップされています(店頭にはまだ出回ってない?)

価格.comを見ると5万円台半ばからBHphotoでは$393.45USDで出ているので、どこで買ってもだいたい同じような値段みたいですね。

買うに当たっていくつか他の10 TBなHDDの製品情報を見ていたんですけど、Seagate的にはこのEnterpriseラインってどういう位置づけなんですかね。最初はEnterpriseこそ最上位ラインだと思ったのですが、値段的には個人向けであるBarraCudaProやIronWolf、それにSkyhawkのほうが高かったりするのでよく分かりません。
登場した順番で言うとEnterpriseが最初で、ヘリウムという新技術を搭載し、同時に高い耐久性も備えるものでした。続いて性能がEnterpriseより少し劣るIronWolfやSkyhawkが出てきたのですが、なぜかEnterpriseと似たような値段になってしまっているので存在意義がやや謎です。IronWolfに関してはスピンアップ時に生じる最大電流値が低めになっているため、複数台組み合わせても電源の出力に心配が少ないという利点があります。よく見るとEnterprise以外の各モデルはファームウエアがちょっとずつ違っているので用途が明確なら適切なモデルを選べるのかもしれません。これら10 TBのHDDにはSMR技術が使われてるので、ファームウエアレベルでそれぞれの想定されるアクセスパターンに最適化しているのかもしれません。とはいえ似たような値段だったら、電源を増強して耐久性が高そうなEnterpriseを選ぶような気がします…

実際にはSMR技術を使ってないUltrastar He10が良かったのですが流通がなく、また値段も高いのでパス

ところで10TB対応のHDDケース(英語名:HDD enclosure)ってやや探しづらいんです。一部は「8 TBに対応」って謳っていて暗に10 TBは未確認みたいな表現です。実際は8 TBが出た時の謳い文句そのままの可能性もありますが、なんとも言えないところです。手持ちのはRatocの旧製品なのですが、FAQだと8 TBまでしか動作確認をしていないという状態です。

ちなみにRatocのHDDケースで旧製品のRS-EC32-U3Rは、何の問題もなく一発でST10000NM0016を認識しました。単独ドライブで動作モードはsingleですが、電源容量さえクリアしていれば複数のST10000NM0016をRAID1などで運用することも可能でしょう。またRatocの現行HDDケースも10 TB対応については、旧製品で問題なかったので、現行品でも問題ないでしょう。


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