2016年7月30日土曜日

SMC Pentax 67 55mm F4の近接描写

撮影距離を0.4 mから最短である0.35 mの間でどんな描写をするのか、D810Aにアダプタを付けて試してみました。F4.0ではやや甘い描写をするものの、とても67向けに作られたレンズとは思えないスバラシイ描写です。たしかに画質で有利な中心部だけを使っていますが、これは均質性の向上に寄与するだけであって鮮鋭度が135向けのレンズに比肩するという意味ではありません。

絞り開放で0.4 m

_DSC1805

距離はそのままにF5.6に絞る

_DSC1807

さらに絞ってF8.0

_DSC1808

よく見ると虫が写ってる

続いて1段開けてF5.6

_DSC1812

これにも小さな虫が

再び絞り開放

_DSC1815

こういう被写体なら開放でも不満ない

アダプタの不具合で絞り込まれなかったので、データはF8.0だし露出もそのつもりだけど実際はF4.0で、現像時に-1.5段した(他のは+0.5段)

_DSC1832

こっちは絞りがF8.0に正しく絞り込まれてるのを確かめてから、撮影距離を0.35 mにして撮影

_DSC1842

同じくF8.0で、これは羽が被写体ブレしてる

_DSC1852

最後にちょっと意地悪なテスト

まずは絞り開放

_DSC1898

次はF5.6

_DSC1899

さらにF8.0

_DSC1900

最後にF11

_DSC1902


番外編
F5.6でグース(軽くトリミング済み)

_DSC1887

かなり良いレンズに思いますがいかが?

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