2016年7月17日日曜日

Really Right Stuffのレールとプレートの使い方

最終的にはこうです。



前回からの続き
届いた部品を組み立てていきます。これはCB-10B2-mASB2-FABを組み合わせたMini-Clamp PackageがセットになったCB-10 package


CB-10の前後にクランプを取り付けます。まずは水準器のある側に単品で購入したB2-mASを付属してきたボルトで固定します。右下のはCB-YS: Long Lens Supportで、これらを組み合わせるとボディ+三脚座なしのレンズにおけるマウントにおけるガタを解消できます。


水準器の逆側にはオプションを接続するための欠ききりがあるので、ここにMPR End-Rail Packageを接続します。


このボルトは随分長いのでかなり大きな負荷にも対応出来そうですが、実際にどのくらいまで対応できるのか気になるところ。


これらを全部組み合わせると、M* 67 300で「ちょうど良い塩梅」になります。


逆側からみるとこんな感じ。D810Aに付けてるL字プレートは溝が左右方向なので、これを変換するためにB2-mASまたはB2-FABNが必要です。一見するとストラップに通せるB2-FABNのほうが良いのですが、縦位置にも対応できるようにする加減が難しく、ストラップを通せるようにしているためクランプが噛むレールが途切れており、また値段もB2-mASより10 USDだけ高いのでB2-mASでも十分です。普段はエンドレールかCB-10にくくりつけておけばいつの間にか無くなっていたと言うこともないでしょう。


三脚座がしっかりしていて強度に不安がない場合は先端のレンズサポートを外して、三脚座とボディだけを連結することも可能。


実はD810Aを縦位置にすると高さの関係でうまく接続できないので、ボディとレンズの関係を逆転させて、MPR End-Rail Packageがレンズの側で、CB-10はレンズからボディのほうへ向けています。


これだけでも十分な強度が出せます。


D810Aに付ける67レンズはM* 300だけではなく、その場合はレンズサポートとMPR End-Rail Packageを組み合わせて使います。


CB-10だと長すぎて使いづらいのですが、これならちょうど良い長さです。


 もちろん645DにM* 67 300を装着する場合もフル装備のCB-10は大活躍で、この組み合わせの場合は縦位置も含めて快適に使うことができます。


縦横のレボルビングは以前よりも手間が増えましたが、じっくり撮る分にはあまり関係ありません。645D + M* 67 300の場合は30秒もあれば十分です。D810Aの場合は先述のB2-mASまたはB2-FABNが入るので少し手間が増えるので、60秒くらい見ておいた方が良いです。


重心位置で三脚に固定できるのも、このCB-10を使った構成の良いところ。


 とくに三脚座がないレンズをレンズサポートを使って支える場合はフロントヘビーになることがなく、またボディやマウントアダプタに大きな負荷がかかることを防げるのでとても良いです。

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