2016年2月29日月曜日

保護フィルターどうしよう

とっても悩んでます。

只見線の撮影でたまに吹雪に見舞われるのですが、このときにブロワーで簡単に雪が飛ばせないと撮影そのものができません。このため撥水のコーティングは必須です。また、こういう厳しい条件でも列車を真正面から撮影したりするのでフィルターの反射率の低さが重要です。

撥水フィルターだと水滴を強力に弾くので多少であれば雪がついてもブロワーで吹っ飛ばせます。前玉むきだしだとフッ素コーティングでもない限り、これは無理です。しかも清掃は大変なので、次々に撮影地を移動して撮る場合はメンテナンスに苦労します。さらに悪いことに移動するときに下手にメンテしようとすると逆に結露して状況が悪化する恐れまであります(特に冬)。結露の怖いところは内部にまで影響を及ぼしうるところです。

反射率は画面内に強い点光源(たとえばヘッドライト)があるときに大きな差を生みます。反射率の大小に限らず、点光源があればどんなフィルターでもゴーストが出ます。これは事実です。吹雪いてなければフィルターを外すのが一番なのですが、いつもこうはいきません。ここで反射率が重要になってきますが、旧来は1.5%だった反射率が最近は0.5%だったり0.3%と下がっています。「たかだか1%しか違わないじゃん!」ですが、それでも出てしまうゴーストの明るさは反射率が基準になるので、1.5%と0.5%だと1/3くらいに、0.5%と0.3%でも「明るさは半分近くになる」ということらしいです。

この撥水かつ低反射率(0.3%)なフィルターは、たとえばマルミのEXUSかハクバのXC-PROあるいはケンコーのZéta Quintあたり。いずれも値段が高いのですが、上に書いたとおりで使う場面がそこまで多くないのでわざわざ全部のレンズに装備する気にならないです。どうしよう?

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