2010年12月24日金曜日

Apo-lanthar 90mm F3.5 SL ii その3―近距離&スナップ

Apo-lanthar 90mm F3.5 SL ii Close Focus、最後はこのレンズの最大の特徴である接近撮影能力とスナップの結果で締めくくります。

近接とあって金属や高コントラスト部分の描写はやや収差が見られるきらいはあります。しかし少し絞ればかなりの描写に。しかしよく考えれば90mmで50cmまで寄れることそのものがすごい。遠距離は無難に素晴らしい描写をして、そのままほとんど画質の劣化を伴わずに寄っていけるあたりはZeissでいうMakro-Planarと似ています。

まずは接近時の描写。開放F3.5



大雑把F4.0

F5.6

F8.0

絞り込むことで軽微な色収差も姿を消す。

続いてスナップ。

ピクチャースタイルを風景として発色を変えている。

前後のボケの様子が参考になるだろう。

カメラの良さもあるが、仔細に至るまでしっかり描写する。

ボケが綺麗。ピント面の能力はもちろん高い。

困ったことに表示できない。リンク先(SkyDrive)に飛び、さらにクリックで開くと圧倒的な情報量の画像に辿り着ける。この解像力は反則に近いくらい凄い。

これにてレビューは終了。如何でしたか。アポランの魅力を少しでも感じて戴ければ幸いです。サンタさんがプレゼントとして持ってきてくれたら・・・

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