落ち葉掃き in 只見線 (2010年)

ときどき走る只見線の落ち葉掃き列車。DE10 1124の単機が日中、只見から会津若松まで上ってきます。

撮影後に坂下駅前を通りかかった地元の人に聞いたら、秋季限定で走っていることをご存じでした。やっぱり地元の人すげえ。また川口の辺りでも話を伺ったところ落ち葉掃き列車の存在をご存じでした。曰く、列車が来ない時間に何だかいつもと違う変な音（註：警笛のこと）がする、と。列車について詳細を説明したら納得されていました。



スジはさして詳しく知りませんが、簡単に類推が出来ます。列番は「試9420」らしいです。

１．交換可能な駅
只見、会津川口、会津宮下、会津坂下、西若松

２．定期列車423D
これが只見に到着するまで落ち葉掃きは若松に上がってくることが出来ない。

結局は423Dと行き違う場所がないからです。423Dが只見に到着する以前に上ろうとする。が、426Dと423Dは会津川口で交換するため、これ（つまり423Dと同時に川口に着くようなスジ）よりも前に発車しなければならなくなる。すると423Dとは会津宮下で交換するという計算ですが、この423Dは宮下で424Dと交換する。先ほどと同様にしてもっと早いスジになりますが、するとこの423Dは坂下で422Dと交換する。したがってもっともっと早い時間に只見を発車すると言うことになります。もちろんそんなことはありません。

３．その他
只見を出ればそこからは旅客とほぼ同じ「寝方」（表定速度）で、坂下まで下っていきます（さらに若松まで運転）。長時間停車はなし。ガンガン山を下っていく設定の模様。

ちなみに運転日は不明です。