2010年3月20日土曜日

曖昧な世界

鉄道を撮っているとどうしても「硬い」描写を求めてしまいます。画面を切り取るという以外は、ありのままを写したいからです。
ところが花を撮っているとそこまで硬く撮らなくてもいいと思えてきます。そういうときは古い単焦点を持ち出します。

使用レンズNikkor-SC Auto 1:1.4 f=50mm Nr128****


大きなボケにハロ(エッジの僅かな滲み)とフレア(画面左下)、さらにはゴースト(画面下中央)も加わり忠実な描写とは程遠いもの。それが悪いとは思わない。


ピントのあっている場所も僅かに柔らかく、ボケは大きく滑らか。


周辺光量を落として意図的に大きなボケを配置。人間の目とは大きく異なる描写。

0 件のコメント: