2010年1月15日金曜日

MacintoshのAutomatorを使ってネットワーク上のSMBドライブを自動マウント

自宅のLinux上で走っているファイルサーバーはもちろんSambaによって構成されていますが、これをMacintoshに自動でマウントしたいときにどうすればよいかという話。Windowsならばネットワークドライブを設定し、次回ログオン時に自動的に接続とすればよいのですが、Macintoshはそうはいきません。そこで今回は

・ログインの際に自動マウントする方法
・(マウントされたネットワークドライブの)マウントポイント

を説明します(なおSambaでなくWindowsのファイル共有に対しても同じ原理でマウントできるはずですが未検証)。
まずは「アプリケーション>Automator.app」を選択してワークフロー作成画面を立ち上げます。
「ライブラリ>Finder」としてさらに「指定されたサーバーを取得」を右側へドラッグ。右側に「1,指定されたサーバーを取得」というサブウィンドウが出るので+を押すと「サーバーへ接続」という画面が出てきます。

ここで一番下の「アドレス欄」にsmb://(hostname)/(foldername)と入力します。
(hostname)はサーバーのホスト名ですが、IPアドレスを用いることも可能。またfoldernameは共有したフォルダの名前です。さらに「接続」を押すと一覧に追加されます(ちなみにこの設定を行う前にサーバーへ手動で接続していた場合は標準で以前につないだサーバーのアドレスが「アドレス欄」に入っているので、特に変更せず「接続」とすればOK)。

ここまで正しく進めたら続いて「ライブラリ>Finder」のまま「サーバーへ接続」を、先に作った「指定されたサーバーを取得」の下にドラッグします。

これで右上の「実行」を押して正常に動作すればよし。あとはこれを「アプリケーション」として(たとえば個人フォルダの中の書類に)保存し、Dockにドラッグ。最後に「ログイン時に開く」を選択しておけば次回ログイン時から自動で接続してくれます。

なお以降は参考ですが、このようにネットワークドライブをマウントするとMacintoshからみてどの位置にマウントされるかを調べました。共有フォルダ名が例えばexampleという場合は

/Volumes/example

にマウントされています。なのでターミナルからネットワークドライブを弄りたい場合はこのパスを使えばよいのです。

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