2009年9月10日木曜日

20GT試乗体験談3

さて久しぶりに20GTについて。その後しばらく乗ってみた感想です。


1,DPF再生
街中ばかり燃費を気にしすぎて走っているとどうしても1,500rpm以下となります。結果としてDPFの自己再生が出来ないので、手動で再生しな ければなりません。手順としては安全な場所に車を止めてスイッチを入れればいいだけのことです。ただし五月蝿い。約2,000rpmで10分程度以上かかるので、庭先ではやらない方がいいかもしれません。

なお警告が出ても暫くは走って良いということなので、高速道路を利用する計画が間近にある場合は警告ランプが出ても特に慌てる必要はありません(でも出来るだけ早い方がいいようです)。

2,燃費
現在のところ最低は12km/L程度で、最高は19.2km/Lです。
最低記録は町乗りを続けた結果で、それでも12km/Lなのでまあいいのでは。人によってはもっと燃費が悪い場合もあるそうです。街中は回転を上げないようにしているから10km/Lを下回らないのではないかと言っていました。

最高記録は高速道路に入る前に燃料を入れて、高速道路をほぼ100km/hで走行し、高速道路を降りて比較的すぐ燃料を入れた時に記録されたそうです。一人乗車で荷物もほとんどなし。タイヤは純正(あの中途半端なオールシーズンタイヤ)でした。目指すは20km/Lですが、とりあえずこのくらい出せればいいでしょう。

3,走り
1,800rpm前後から過給が利いてきます。高速の入り口は4速か5速で入ってそのまま引っ張り、6速(あるいは5速→6速)にすれば相当楽しいです。6速でも140km/hくらいは余裕そのものであるという印象を持ちました。

1,800rpm~のトルクに慣れると立ち上がりは弱々しく感じますが、逆に1,800rpmを超えるととんでもない値が出ると捉えればむしろ立ち上がりが標準であると感じられるでしょう。

街中でぶっ飛ぶには3,000rpm超えるくらいまで引っ張ればストレスは感じられません。発進時に1速を使うともたつくので、ここ一番では2速発進も有りなのかなって思います。ただしこんな乗り方では4速に入れた時点でモノクロ車のお世話になりますから、あまり調子に乗らないようにしなければなりません。

ディーゼルなのに低回転でトルクが細いとか、走行音が五月蝿いとか、マニュアルだと面倒という意見は聞きます。でも不整地での強さ、安定性、機能、燃費の良さ、機関のポテンシャルを考えたら唯一無二だと思います。ATがどのくらい「スカ」なのか(つまり機関の出力低下と燃費がどのくらいか)楽しみで す。

4,おまけ
坂道で低速走行したとき迂闊にもエンストしたのですが、クラッチ蹴ったらエンジンが回りました。こういうところはマニュアル車の強みというか、特徴ですね。

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